APD(聴覚情報処理障がい)ASD / ADHD(発達障がい) × 補聴援助システム「ロジャー」(記事まとめ)

 

補聴援助システム「ロジャー」は、聴覚障がいを持つ方向けのソリューションですが、昨今では発達障がいの方向けに効果がある事例も増えています。またAPD(聴覚情報障害)などさまざまな難聴向けのソリューションも報告されています。

 

ここでは、アルファベット 3 文字や専門用語が多いこの分野を分かりやすく分類し、それらにロジャーがどのように効果を示しているかの記事を集めています。これらの症状は併発しているケースも多いので、ロジャーをぜひお試しいただきたいと思います。

 

APD(聴覚情報処理障害) LiD(聞き取り困難)

ロジャーによるソリューション

マイク+フォーカスⅡでの効果事例がある。マイク+ネックループ(+イヤホン・ヘッドホン)でも試聴の効果があるという事例もある。

 

備考

国内では論文や事例が多く報告されており(大阪公立大 阪本浩一先生 / 国際医療福祉大 小渕千絵先生)、そのなかでロジャーの紹介もされている。 

 

APD自体の認知はまだこれからだが、2023年には一般紙での掲載もあって認知度は急速に上がっている。8月に大阪で行われた試聴イベントでも当事者からは高評価で、試聴は積極的に勧めたい。

 

ASD(自閉スペクトラム症) ADHD(注意欠如・多動性障害)

 

ロジャーによるソリューション

マイク+フォーカスⅡまたはマイク+ネックループ(+イヤホン・ヘッドホン)で効果があるという事例がある

 

備考

ソノヴァのスイス本社発表のレポートで効果があると明記されている。国内では聴覚医学学会などでの事例報告はあるもののネット上には見られない。

 

ASD児は授業中に集中できず気が散ってしまう傾向がある為、ロジャーで常に耳元で先生の声が聞こえるということで集中できるという。症状に個人差が多く、必ず効果があるものではないが、試聴の価値あり。

 

UHL(一側性難聴 / 片耳難聴)

 

ロジャーによるソリューション

フォナック CROS フォナック  CROS+ロジャー フォーカスⅡ

備考

フォナック CROS によるソリューションが一般化されており、事例紹介も多数あり。補聴器と同様、専門店での聴力測定+試聴がおすすめ。

 

ロジャーの提案は CROS に組合わせるものと、フォーカスⅡによるものの 2 パターンが可能。

聴覚過敏

 

ロジャーによるソリューション

マイク+フォーカスⅡ

 

備考

提案、試聴は可能だが、有効性は試聴で確認したい。

 

感音性難聴

 

ロジャーによるソリューション

ロジャー各種(マイク+受信機)

 

備考

補聴器 / 人工内耳を装用されていれば、ロジャーは有効。まずは試聴を勧めたい。

 

それぞれ、次の関連記事をお読みください。

 

聴覚情報処理障害(APD)











 

発達障がい(ASD / ADHD)





 

一側性難聴 / 片耳難聴(UHL)



 

聴覚過敏


 

感音性難聴


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